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結論から言うと、AIは特別な道具ではなく、Google検索の延長として使い始めれば十分だと考えています。理由は、身近な存在になってしまえば、日常の中で使うことが苦にならなくなるからです。私自身は、仕事の相談相手として使う場面がいちばん多くなりました。マニュアルを作るとき、従業員との面談の内容をつめるとき、請求書や書類を用意するときにも使っています。仕事以外でも、旅行の行程表を作ったり、出品する品物の写真から説明文を用意したりしています。この記事では、実際に何をしているのかを場面ごとに紹介します。
まずは、仕事の中で任せていることから紹介します。
仕事で任せていること

結論として、仕事で使う場面は大きく分けて二つあります。ひとつは考えを整理するための相談。もうひとつは書類を形にする作業です。どちらも、以前は自分ひとりで抱えて時間をかけていました。人に聞くほどでもないけれど、ひとりで考えると堂々巡りになる。そういう場面がいちばん向いていると感じています。
相談相手になってもらう
私がいちばん助かっているのが、この使い方です。相談できる相手が身近にいない立場だからこそ、いつでも壁打ちができる存在は大きいと感じました。有料の契約に切り替えてからは、返ってくる答えの精度が上がった感じがしています。
マニュアルと面談の準備
店のマニュアルを作るときにも使っています。ゼロから文章を起こすより、たたき台を出してもらって直していく方が早く進みます。従業員との面談も、話す内容を事前につめておくことで、当日に伝えたいことがぶれません。
請求書と書類の作成
請求書の作成や、少しずつ時間を使っていた書類の作成にも使っています。ひとつひとつは短い作業でも、積み重なれば毎月それなりの時間になっていました。細切れに奪われていた時間が戻ってきたという感覚があります。
暮らしでも使っている

結論として、AIの使い道は仕事の中だけにとどまりません。むしろ、暮らしの中で気軽に使ってみた方が、感覚をつかみやすいと思います。失敗しても困らない場面から試せるからです。私が実際に使っているのは、旅行の計画と、いらなくなった物の出品でした。どちらも、以前は自分で調べて時間をかけていたものです。
旅行のプランと行程表
家族旅行のプランを立てるときに使っています。行きたい場所を伝えると、回る順番まで含めた行程表の形にしてくれます。自分で組み立てるより早く、しかも抜けが少なくなりました。
写真からの出品まで
フリマアプリに出品するときにも使っています。品物の写真をもとに、説明文の下書きまで用意してもらう流れです。面倒で先延ばしにしていた出品が、手をつけやすくなりました。
検索の代わりに聞いてみる
これまでインターネットで検索していた内容を、そのままAIに聞いてみるだけでも十分です。複数のページを開いて読み比べる手間が減ります。まずはこの使い方から入るのが、いちばん抵抗が少ないでしょう。
答えの精度が変わる聞き方

結論として、返ってくる答えの質は、こちらの伝え方でかなり変わります。理由は、AIはこちらの事情を知らないからです。同じ質問でも、背景を添えるかどうかで内容がまるで違ってきます。私が意識しているのは三つだけで、難しい技術は使っていません。ここでは、その三つを紹介します。
個人名は出さない
従業員のことを相談するときでも、個人名は出しません。「スタッフのひとり」という書き方で十分伝わります。相手のことを守るためにも、ここは必ず守っています。
状況を説明する
何が起きているのかを、先に説明します。店の規模、これまでの経緯、困っている点。前提を共有するほど、こちらの事情に合った答えが返ってきました。
どうしたいかを具体的に
そのうえで、何をどうしたいのかをなるべく具体的に伝えます。「どうすればいいですか」よりも、「この形にまとめたい」と伝えた方が近道です。聞き方を変えるだけで、やり直しの回数が減ります。
決めるのは自分

結論として、AIは先を行く先輩のような存在であって、代わりに決めてくれる人ではありません。理由は、責任を引き受けるのが自分だからです。知らないことを教えてくれる相手として頼りつつ、最後の一歩は自分で踏み出す。この線引きだけは、使い始めてからずっと変えていません。
最終的な決定権は自分にある
最終的な決定権は自分にあります。もっともらしい答えが返ってきても、そのまま採用はしません。自分の店の事情に合っているかどうかを、必ず自分の目で確かめています。
先輩であって代理人ではない
先を行く先輩に話を聞くと、自分では思いつかなかった選択肢が見えてきます。ただ、先輩の言うとおりにすれば必ずうまくいくわけでもありません。参考にする相手と、決める人は別だと考えています。
もっともらしい間違いもある
AIは、事実でないことをそれらしい形で答えてしまうことがあります。自信のある口ぶりで書かれているため、知らない分野ほど見抜けません。正解かどうかを見極めるのは、結局のところ自分です。だからこそ、丸ごと信じるのではなく、確かめる手間だけは残しておきます。
いちばん役に立った契約書の作成
これまででいちばん役に立った場面を挙げるなら、契約書の作成かもしれません。自分では手が出せないと思っていたことに、手をつけられました。ただ、そのときも内容を読み込んで判断したのは自分自身です。
みんなの疑問に回答

ここからは、AIを使ってみようか迷っている方から出てきやすい疑問をまとめます。私も最初は同じところで止まっていました。専門家としてではなく、先に使い始めたひとりの利用者としてお答えします。難しく考えず、気になるところだけ読んでみてください。
無料のままでも使えますか
使えます。私は有料に切り替えてから答えの精度が上がった感じがしていますが、最初から課金する必要はありません。まずは無料の範囲で、自分に合うかどうかを確かめてみてください。
高機能なAIでないとだめですか
そんなことはありません。私はいわゆるエージェント型のAIを使っていますが、正直なところ、そこまでのものでなくてもよいかもしれないと感じています。使う場面によって必要な機能は変わります。
個人情報を入力しても大丈夫ですか
入力しない方が安全です。私は個人名を出さず、状況の説明だけで相談しています。従業員やお客さまの情報は、預けないことを前提にしてください。
何を聞けばよいか分かりません
これまで検索していた内容を、そのまま聞いてみてください。日々頭の片隅で考えていることを、つぶやくように書くだけでも構いません。答えらしい答えが返ってこなくても、それが練習になります。
AIの答えをそのまま使ってよいですか
そのままの使用はおすすめしません。事実の誤りが混ざることがあるためです。内容を自分で確かめ、自分の言葉に直してから使うようにしています。
検索の延長で始める

AIは、身構えて始めるものではありません。Google検索の延長として使い始めても十分だと考えています。それだけでも身近な存在になれば、日常の中でAIを使うことは苦にならなくなります。相談相手として頼りながら、決めるのは自分。この距離感を保てば、道具として長く付き合っていけるはずです。
まずは今日、検索しようとしたことをそのままAIに聞いてみてください。頭の片隅で考えていたことを、つぶやくだけでも構いません。その一回が、いちばん大きな一歩になります。

