【経営者の悩み】ぶれそうになる日の自分軸の戻し方

日々の判断ノート

本記事にはプロモーションを含みます

「経営者なんだから、ぶれたりしないんでしょうね」
「毎日ぶれています。戻ってくる場所を決めているだけです」

結論から言うと、自分軸とは「何を大事にするか」を自分で決めておくことだと考えています。理由は、決めておかないと、そのつど周りに合わせて揺れてしまうからです。私は毎日のように、どんな店にしたいのか、どこが自分の譲れない部分なのかを考えています。それでも、心無い言葉をかけられた日や、人と比べてしまった日には、気持ちが沈みます。落ち込むこともあるのが人間です。この記事では、私が決めている譲れないことと、ぶれた日にどう戻ってくるかを書きます。

こんな方におすすめ
  • 人の言葉に振り回されやすい方
  • まわりと比べて落ち込むことがある方
  • 自分の店の方向に迷いがある方

まずは、自分軸を何だと考えているかからお話しします。

自分軸とは何か

自分の中心に何を置くかを考えることをあらわすイメージ画像

結論として、自分軸とは、まん中に何を置くかを決めておくことだと思っています。理由は、置くものが決まっていれば、迷ったときにそこへ戻れるからです。大きな理念を掲げるという話ではありません。日々の小さな判断のときに、自分が何を優先するのかがはっきりしていればよいのです。私の場合は、次のようなことを考えています。

どんな店にしたいか

どんな店にしたいのかを、日々考えています。すぐに答えが出るものではありません。それでも考え続けることで、少しずつ輪郭がはっきりしてきました。

譲れない箇所はどこか

あわせて、どの部分が自分の譲れない箇所なのかも考えます。すべてを守ろうとすれば、かえって何も守れません。ここだけは譲らないという線を決めておくことが大事だと思っています。

ありがとうと言ってもらえる店

私が目指しているのは、ありがとうと言ってもらえる店づくりです。売上は結果としてついてくるものだと考えています。感謝を忘れず、謙虚であれ。そう自分に言い聞かせる日々です。

私が決めた譲れないこと

スタッフにもお客さんにも幸せであってほしいという願いをあらわすイメージ画像

結論として、私が譲れないのは、まわりにいる人に幸せであってほしいという一点です。理由は、そこが崩れてしまえば、続ける意味がなくなってしまうからです。店は、自分ひとりで成り立っているわけではありません。働いてくれる人がいて、来てくれる人がいます。具体的に何を大事にしているのかを書きます。

スタッフにも幸せであってほしい

一緒に働くスタッフには、幸せであってほしいと思っています。ここが欠けたまま、よい店にはならないでしょう。働く場所として選んでもらっている以上、そこは大事にしたいところです。

お客さんにも幸せであってほしい

来てくださるお客さんにも、同じように幸せであってほしいと思います。どちらか一方だけが満たされる形は、長続きしません。両方が成り立つ形を探すのが、私の仕事だと考えています。

挨拶と感謝は欠かさない

挨拶は絶対です。ありがとうは、言いすぎるくらいでちょうどよいと思っています。感謝できなくなってしまったら、そのときはもうだめだという感覚があります。

日々どう守るか

挨拶と感謝をこちらから口に出すことを続ける姿勢をあらわすイメージ画像

結論として、決めたことは口に出さなければ守れません。理由は、心の中で思っているだけでは、だれにも伝わらないからです。掲示物にして貼っておくだけでも足りないでしょう。毎日の場面で、その都度声にしていくしかありません。私が気をつけているのは、次の三つです。

口に出して伝える

思っていることは、日々口に出すようにしています。伝わっているはずだと思い込まないためです。何度も言ううちに、自分自身への確認にもなっていきます。

こちらから先に言う

挨拶も感謝も、こちらから先に述べるようにしています。相手が言ってくれるのを待っていては、そこで止まってしまうからです。立場が上の側から動く方が、場の空気は早く変わります。

自分ができないことは人に求めない

自分ができていないことを、人に求めてはいけないと思っています。あわせて、うまくいかないことを人のせいにしない。他責思考にしないことが、いちばん大事なのだと感じています。

それでもぶれる日

心無い言葉や比較によって自分軸が傾いてしまう日をあらわすイメージ画像

結論として、それでも自分軸がぶれる日はあります。理由は、こちらがどれだけ気をつけていても、外から来るものは止められないからです。強い言葉をぶつけられることもあれば、人と比べて勝手に落ち込むこともあります。そういう日があることを、先に認めておいた方が楽になります。

心無い言葉をかけられた時

心無い言葉をかけられた時は、こたえます。人としての尊厳を傷つけられたと感じる場面では、なおさらです。私は、そういうとき黙ってしまいます。

人と比べてしまった時

人と比べてしまった時も、気持ちが沈みます。比べる相手はいくらでも見つかりますし、上を見ればきりがありません。比べないようにしようと思っても、そう簡単にはいかないものです。

落ち込むのも人間

落ち込む時もあります。それが人間だと思っています。強くあろうとするより、沈む日があることを前提にしておく方が、次の日に立て直しやすくなりました。

自分軸の戻し方

離れるか話すかを自分の側で選ぶという考え方をあらわすイメージ画像

結論として、戻ってくるためには、変えられるものと変えられないものを分けることが必要でした。理由は、変えられないものを変えようとしている間、こちらが消耗し続けるからです。どうしたら分かってもらえるかと考えることもあります。それでも、たどり着いたのは次のような整理でした。

他人は変えられない

結局のところ、他人は変えられません。変えられるのは、自分の受け止め方と、次にどう動くかだけです。だから、自分なりの解決策を探していくしかないと考えるようになりました。

離れるか、話すか

離れられる相手なら、離れるのもひとつの方法です。無理に関わり続ける必要はありません。離れられない相手であれば、より良い方向へ進むように話をしていくしかないでしょう。

人は食い違う生き物

そもそも人は食い違う生き物だと、認識しておく必要があります。分かり合えて当然だと思っているから、食い違ったときに苦しくなるのです。前提を変えておくと、少しだけ肩の力が抜けます。

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みんなの疑問に回答

自分軸に関するよくある質問と回答のイメージ画像

ここからは、自分軸という言葉について出てきやすい疑問をまとめます。私は心理の専門家ではありませんので、店を続けてきた中で考えたことに限ってお答えします。人によって事情は違いますので、そのまま当てはめず、ご自身の状況に合わせて読んでみてください。

自分軸とわがままはどう違うのですか

自分軸は、自分が何を大事にするかを決めることです。わがままは、それを相手に押しつけることだと考えています。自分ができないことを人に求めない、というところが線引きになります。

スタッフに考えを伝えるにはどうすればよいですか

口に出して、こちらから先に言い続けるしかないと思っています。一度で伝わることはありません。日々の場面で、その都度重ねていくものです。

人と比べてしまうときはどうすればよいですか

比べてしまうのは、止められないと思います。それより、落ち込む日があってよいと決めておいてください。戻ってくる場所さえ決まっていれば、また戻れます。

合わない相手とはどう付き合えばよいですか

離れられる相手なら、離れてかまいません。離れられない相手なら、より良い方向へ進むように話をしていくことになります。分かり合えることを前提にしないだけでも、対応は変わってきます。

自分軸は途中で変わってもよいのですか

変わってよいと思っています。日々考え続けるものだからです。大事なのは、決めた形を守り抜くことではなく、今の自分が何を大事にしているかを分かっていることでしょう。

自分を大事にする

自分を大事にすることが周りを大事にすることにつながるとまとめたイメージ画像

自分を大事にすることは、まわりを大事にすることにつながります。自分にとって大切なものは何かと考えるのは、悪いことではありません。自分を犠牲にしても、良いことはないのです。だれかが自分を守ってくれるわけでもありません。自分の機嫌は自分でとる。そう思えるようになってから、ぶれた日でも戻ってこられるようになりました。

この記事のまとめ
  • まん中に置くものを決めておく
  • スタッフとお客さん、両方の幸せ
  • 口に出して、こちらから先に
  • 落ち込む日があるという前提
  • 他人は変えられないという整理
  • 自分の機嫌は自分でとる

今日ひとつだけ、自分の譲れないことを言葉にしてみてください。書き出しておけば、ぶれた日に戻ってくる場所になります。

本記事は筆者自身が日々考えていることをまとめたものであり、特定の出来事や人物について書いたものではありません。気持ちの落ち込みが長く続く場合や、日常生活に支障が出ている場合は、ひとりで抱えず医療機関や専門の相談窓口にご相談ください。
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